ぼのぼの日常

 先生になりたそんな人に向けた学校選びについて

f:id:m2018-10-16m:20191203171202j:plain
 

さて、

今回は教員になりたい社会人、高校生、中学生に向けて学校選びについて書いていきたいと思います。

 

教員になるには【教員免許状】を取得しないといけません。

 

教員免許は短期大学、大学で取得することができますが、

短大の場合は【2種】

大学の場合は【1種】

と、種類がわかれています。

大学院で1種を持った状態で取ると【専修】

並び変えると、【専修教員免許】【1種教員免許】【2種教員免許】となります。

 

どうして免許状の種類が複数に分かれているかというと簡単に言えば取得単位数の問題からきています。短期大学の場合は2年間で大学の場合は4年間で専修免許の場合は大学院に進学してから取得するので単位数が免許状に影響していると思ってください。

 

一般的には、大学に進学をして1種免許を取得する方が多いです。短期大医学の場合は、2年で教員免許を取得できるので大学に進学した人より2年早く教壇に立つことができます。

 

教員免許を取得して教壇に立つには各自治体がおこなっている【教員採用試験】に合格をしないといけません。(教員採用試験については今後あげます)私立の場合は、私学が行っている採用試験に合格する必要があります。

 

では、1種、2種、専修免許の単位数以外の違いを挙げるとすると、

 

給与が異なります。

 

やはり、単位数に比例して多くの単位数を取得している専修免許の場合は給与が高くなっています。

並び変えると、専修、1種、2種です。

 

2種だといけないのか?と迷われている学生さんを見ることがありますが、基本的にはどの免許でも教壇に立つ事は可能です。自治体等によりますが2種免許取得後に1種免許に切り替えができるケースもあるので影響はありません。2種免許スタートの管理職の方もいらっしゃいますので安心してください。

 

よく比較されるのが、国公立大学教育学部でないと採用されにくいのではないか?といった悩みを持たれる学生さんもいます。

 

答えとしては、【特に影響はありません】

 

一昔前まではそのような事が言われていましたが(私学の学校数が現在と比べて少ないことも影響していますが・・・)

私立の教育学部でない学生が新卒で合格したといったケースもあるのでどこの大学で学んでも影響はないかと考えらえます。

 

 

採用とは関係ありませんが、教育学部でない学部で教員免許取得をする場合は、教師を第一志望と考えていない仲間も教員免許を取得するケースもあるので意識の差という面で教育学部との違いがあるかも知れません。(特に中高の免許に多いです)同じ目標を持って日々切磋琢磨したいと考えている方は教育学部に進学された方が良いです。逆に1人でも勉強や情報収集ができる自信がある方はどこの学部でも問題ありません。

 

学校選びとして考えたい点は

 

①国公立の教育学部(学費が私学と比べると安い)

②私立の教育学部(学費が国公立と比べると高い)

③私立の教員免許が取得できる学校

④短期大学

 

上記の①から④を検討材料にするといいと思います。

都道府県にもよりますが都道府県に設置してある国公立の教育学部よりも私立の教育学部の方が合格率が高い都道府県もありますので合格率も決め手にしてもいいと思います。

 

 この記事をみた方が良い学校選択ができることを祈っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。